グアテマラ エホバの証人石打ち殺人

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2018年11月4日(日曜日)、グアテマラの集落で暮らしていた木本結梨香さんが殺害され、同居していた茂呂澤ちえさんが重傷を負うという悲惨な事件がありました。

グアテマラで殺害された木本結梨香さん(本人のフェイスブックより)

殺害に使われた凶器は”石”。明確な殺意ものもとで何度も振り下ろされた石によって、殺害現場の壁面は血しぶきで真っ赤に染まっていたと言います。

治安が安定しているとは言えないグアテマラの集落で、なぜ若い日本人女性2人が生活をし、この悲惨な事件に巻き込まれてしまったのでしょうか。

グアテマラ渡航の目的

木本さんは4歳からピアノを、12歳からはフルートを学び、なんと上野学園大短大部音楽科を首席で卒業するほどの優秀な音楽家であったそうです。そんな木本さんが殺害されたグアテマラに渡航した目的、それが”エホバの証人”としての宣教活動でした。

エホバの証人の宣教活動とは

エホバの証人は宣教活動を行うことによって、神への敬意を示し 自分自身が永遠の命を得る足がかりとします。宣教活動の方法には、戸別訪問や街中で立つ街路伝道などがありますが、木本さんの場合には海外宣教と呼ばれる活動でグアテマラに滞在していたようです。

海外で宣教する人々は、エホバの証人の仲間たちの中で讃えられ、エホバ神に仕える熱心な信者として持ち上げられます。そんな空気の中で木本さんや茂呂澤さんなどの若い女性が危険な開拓地に向かわされているのです。

事件の数日前から強姦未遂の被害に遭っていた

一般的な感覚では 若い女性二人を、治安が安定しているとは言い切れないグアテマラの地(外務省の危険情報では注意喚起レベル)で生活させるのは信じられることではありません。現に悲惨な殺人事件が起きる前から地域自由民の男性グループに性的暴行を受けそうになるなど、何度も危険な体験をしていたと報じられています。

​このような悲惨な状況の中でエホバの証人上層部はなんの対応もしなかったのでしょうか。この事件に関してエホバの証人 広報部はこのように語っています。

「木本さんがグアテマラに渡っていたことはこちらでは把握しておりませんでした」-広報担当者

知らなかったのなら仕方がないですね。木本さんが勝手に危険なグアテマラに行って、勝手にエホバの証人として宣教活動をしていた。だからエホバの証人組織は関係ない。これが”エホバの証人”の実態です。危険な行為を持ち上げるだけ持ち上げ、それを行えば永遠の命が手に入ると煽り、危険な宣教活動を褒め称える。しかし実際にこのような悲惨な殺人事件が起きたとしても知らんふり。その前の対応もない。

エホバの証人の公式ホームページで、グアテマラに関する記事を検索したところ….

何もありませんでした。この殺人事件に関しては一切触れていません。きっと信者の方々も グアテマラのエホバの証人殺人事件は一切知らされずに今日も布教活動を続けられるのでしょう。

エホバの証人の嘘・矛盾 祈りによって救われる

ここでエホバの証人の嘘・矛盾が浮き彫りになります。エホバの証人は聖書のこのような言葉を信じています。

「神よ,わたしのために急いで行動してください。あなたはわたしの助けであり,わたしを逃れさせてくださる方なのです」。―詩 70:5

エホバは祈りにお答えになりました。わずか一晩で,エホバの忠実な僕たちに救出をもたらしたのです。―イザ 37:32,36

https://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/2008682

上記ページにはこのようなことが書かれています。

「どうしても助けが必要だと思える時,すぐさま助けに来てくださるようエホバに祈るのは正しいことです。」

https://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/2008682

エホバの証人である木本さんや茂呂澤はエホバに助けを求めなかったでしょうか?危険な開拓地での活動で危害を加えられそうになった時、そしてその悲惨な事件の当日、エホバに助けを祈り求めなかったでしょうか?

きっと何度も祈り求めたはずです。痛いほど、苦しいほど。 しかしその祈りにエホバ神は答えられたでしょうか?

ただただ木本さんのご冥福と、茂呂澤さんの回復を願うばかりです。

そしてこれ以上悲惨な被害者を出さないためにも、エホバの証人 特にその上層部には節度ある行動を取っていただきたいと強く訴えたいです。

エホバの証人の方がこの記事を見ておられましたら、ご意見を伺いたいです。私は建設的にエホバの証人の考え エホバの考えを知りたいと思っております。議論や話し合いは理解への一歩です。多様化する社会で理解し合うためにまずは話題に出すことが必要です。多くの人の目に触れるよう、また一人でも多くのエホバの証人に届くよう、共有・シェアーをしていただけますと幸いです。

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