エホバの証人とは?何を信じ、何をしているのか

取り決め

エホバの証人は何を信じている?

永遠の命と楽園を信じている

エホバの証人はこの世の中が天国・楽園になることを信じています。天国・楽園では歳をとることがなく、永遠に若いまま過ごすことができるのです。

楽園に行くためには、生きている間に”エホバ”に尽くす必要があります。それがエホバの証人の聖書研究や奉仕活動につながっているのです。

エホバを信じている

そもそもエホバとは何でしょう。詳しくはこちらの記事にまとめました(作成中)

エホバとは彼らの信じている聖書(新世界訳聖書)に記載されている神の名前です。実はキリスト教が信じている”聖書”にはたくさんの種類があり、エホバの証人は新約聖書と呼ばれる聖書を信じていますし、その聖書の中で最高権威として扱われているエホバ神を信じています。

エホバの証人は何をしている?

王国会館で聖書研究

全国各地にある王国会館と呼ばれる施設で、集会が開かれ 信者の人たちが集まり勉強会をしています。

勉強会と言っても、エホバの証人の組織が用意した冊子「ものみの塔」「目覚めよ」などを朗読したり、新約聖書を読みあったりしています。

もし近くに王国会館が建っている人は、そこに老若男女多くの人が集まる光景を見たことがあると思います。

見た目的にはとても立派で、いかにもお金のかかっていそうな施設ですが、いったいどのように資金を集めているのでしょうか…

駅前で立ったり、家まで行って勧誘・奉仕活動

駅前に立っているエホバの証人を見たことはないでしょうか?

綺麗目のスーツ姿で、本や雑誌(ものみの塔・目覚めよ)を持って微笑んでいる人たちです。

あるいは家までやってきて、宗教の勧誘をされたことはないでしょうか?

彼らは心からエホバに仕えているので、休みの日や もしかすると仕事をしないで勧誘活動をします。そのことが上述した永遠の命に繋がるからです。

エホバの証人は何をしてはいけない?

エホバの証人は信じる新約聖書で禁じられていることをやってはいけません。その内容には驚かされるものもあります。特にエホバの証人の子どもは辛いだろうなと思います…。(体育の授業に参加できない・社会科見学に参加できない・自慰ができない等…)

エホバの証人は乾杯をしてはいけない

エホバの証人は乾杯をすることを禁止されています。その理由は乾杯が宗教的な意味合いを持っており、エホバを称えるものではないから です。

エホバの証人は輸血をしてはいけない

エホバの証人は輸血を拒むように教えられています。それがたとえ命に関わる選択であっても輸血を拒否します。

なぜなら輸血をしてしまえば、神に逆らったことになり永遠の命を得られなくなってしまうからです。そうなるくらいなら現世での死を選びます。

輸血の必要がエホバの証人本人に出た場合はいいのですが、悲惨なのはその子どもが輸血するほどの事故にあった場合です。

エホバの証人の親が息子への輸血を拒否して、息子が亡くなった大ちゃん事件という悲惨な出来事もありました。

新約聖書にある「血を避けなさい」という言葉を根拠に輸血はおろか、鯨肉や馬刺しなどちの含まれている食品も口にしないようです。

エホバの証人は争いをしてはいけない

平和の民であるエホバの証人は争いごとをはっきりと避けます。

これは戦争などの大きな話ではなく、順位を決める行為自体を忌避します。

たとえば運動会。体育の授業での柔道や剣道。兵役のある国では兵役拒否などです。

エホバの証人はマスターベーションをしてはいけない

新約聖書に淫行を避けなさいという言葉があります。エホバの証人はその言葉に忠実に従います。

つまりセックスもマスターベーション(自慰)も、性的に興奮すことさえ神の意思に反するとしています。

性的な喜びを得られるのは結婚した男女のみの特権というのです。

謎多きエホバの証人への理解

街中で見かけたり、家に来たり、王国会館にぞろぞろ集まったり、何をしているのかよくわからない集団は恐ろしいものですが、少しはエホバの証人に対する理解が深まったでしょうか?

実はいい人が多い、人畜無害、といった評価が多いのもエホバの証人の特徴だったりします。エホバの証人も私たちも、お互いに理解をしあって生きやすい世の中になるといいですね。

私の個人的な意見では、やはりエホバの証人の本人たちではなく、子どもへの影響を危惧してしまいます。

親の信念で子どもの人生や命が変わってくるので…少なくとも子どもが違和感を感じたら自由に宗教を選べるような体制は用意してもいいのではないかと思いますが…

エホバの証人の組織の意見を伺いたいです。

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