エホバの証人には’排斥’という制度があります。
「罪を犯した人は同じ宗教を進行する一因ではない」。そのことを明確にするために排斥をします。
この排斥はどのようなルールの元で行われるのか。
また、家族や恋人が排斥された時、その関係はどうなるのか調べてみました。
排斥されると?
排斥された人にどう対応すべきか。聖書はこう述べています。「交友をやめ,そのような人とは共に食事をすることさえしないように」。(コリント第一 5:11)さらに,「決して家に迎え入れてはなりませんし,あいさつのことばをかけてもなりません。その人にあいさつのことばをかける者は,その邪悪な業にあずかることになるからです」と書かれています。(ヨハネ第二 9‐11)
「『こんにちは』という簡単なあいさつがきっかけとなって会話に発展したり,場合によっては友情に発展したりすることがあるものです。わたしたちは排斥された人に対し,そのようなきっかけを作りたいと思うでしょうか」
https://www.jw.org/ja/%E5%87%BA%E7%89%88%E7%89%A9/%E6%9C%AC/%E7%A5%9E-%E6%84%9B/%E6%8E%92%E6%96%A5%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E4%BA%BA/#?insight[search_id]=fe6c0c47-177b-4dbf-bf49-a603018ae886&insight[search_result_index]=2
徹底的に距離を置かれるのがエホバの証人の排斥のようです。
引用によると言葉を交わすことは挨拶すら許されず、同じ場所にいることも許されていないように読み取れます。
愛ある神の取り決めとは到底思えませんが、非常に厳しい制度であることがわかります。
排斥される条件
- バプテスマを受けた証人が重大な罪を犯した
- その罪を悔い改めていない
エホバの証人公式サイトでは上記二つが排斥される条件とありました。
重大な罪とは具体的に
- 性の不道徳
- 偶像礼拝
- 盗み
- ゆすり取ること
- 殺人
- 心霊術
が聖書に挙げられているようです。でも…
姦淫と殺人の罪を犯してもエホバには許される
ここで重要になってくるのは”罪を悔い改める”こと。
有名なダビデは姦淫と殺人を犯しましたが、’悔い改めた’という理由からエホバから許されています。つまり
エホバの証人辞めたのに、なんで「輸血は絶対にしないでください」って言わなきゃいけないの?
— とよ (@ma0516__) 2019年5月9日
輸血されたら排斥だよ、もう二度と会えないからねってもうそれ脅しでしょう。待合室で涙止まらない
こういった使い方の”排斥”は間違っているのではないだろうか…
家族が排斥された場合はどうなるのか
これに関しては特に例外は記載されていませんでした。むしろ徹底的に関わりを無くしていくように推奨をしていました。
家族の一員として暮らしている,という場合があります。必要な事柄を顧みるために限られた範囲で接しなければならないことがまれにあるとしても,そうした接触は最小限にとどめるべきです。
排斥された親族とかかわりを持つ口実を探そうとはしません。むしろ,エホバとその組織に対する忠節のゆえに,排斥という聖書的な取り決めを擁護します。
https://www.jw.org/ja/%E5%87%BA%E7%89%88%E7%89%A9/%E6%9C%AC/%E7%A5%9E-%E6%84%9B/%E6%8E%92%E6%96%A5%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E4%BA%BA/#?insight[search_id]=fe6c0c47-177b-4dbf-bf49-a603018ae886&insight[search_result_index]=2
こんな取り決めがあるのであれば、エホバの証人の親を持つ子どもにとって、エホバの証人をやめるという選択肢は無いに等しく、逃げ場がないことにも頷けます。